基礎から考える「安心して暮らせる家」
家づくりを考えるとき、
どうしても間取りやデザイン、設備に目が行きがちですが、
実は一番大切なのは、完成すると見えなくなってしまう「基礎」です。
この基礎は、見た目の安心感や経験則ではなく、
**許容応力度計算**という構造計算を行ったうえで設計されています。
この家の基礎は、
「これくらいで大丈夫だろう」という感覚ではつくられていません。
地震が起きたとき、
・どこに一番力がかかるのか
・基礎が割れたり、歪んだりしないか
・建物全体をしっかり支えられるか
これらをすべて数値で確認しながら、
鉄筋の量や配置を決めています。
完成後には見えなくなってしまいますが、
**何かあったときにご家族を守るのは、こうした見えない部分**です。
プロの視点で見た基礎の考え方
本物件の基礎は、
パナソニック テクノストラクチャー工法に基づき、
許容応力度計算によって設計されています。
・建物重量
・地震力
・土圧
・基礎に生じる曲げ・せん断応力
これらを考慮し、
必要な箇所には必要な鉄筋量を確保。
特に深基礎部分については、
構造的な弱点が生じないよう補強鉄筋を追加しています。
鉄筋の本数やピッチが細かいのは、
すべて計算結果に基づいたものです。
なぜ「深基礎+補強鉄筋」なのか
深基礎は、単に基礎を深くすることが目的ではありません。
敷地条件や高低差、建物の荷重条件を踏まえ、
基礎が変形しにくく、長期間安定する構造とするための選択です。
その結果として、
補強鉄筋が必要な位置に、必要な量だけ配置されています。
見えなくなる部分に、手間をかける理由
家は完成した瞬間よりも、
住み始めてから何十年という時間の方が長くなります。
だからこそテクノストラクチャーファイン・ホームでは、
完成後には見えなくなる基礎こそ、
手間をかけるべき部分だと考えています。
「強そう」ではなく、
**「強くなる理由が説明できる家」**。
それが、許容応力度計算を行った基礎です。
ご家族が安心して暮らし続けるために、
基礎から正直につくられています。
目には見えなくても、
暮らしを支え続ける安心を、
ぜひ知っていただければ幸いと思います。














