テクノストラクチャーの家で大切な3つめの要素って何?
テクノストラクチャーでつくる家で、「強い構造」「充実した住宅設備」の他で大切な要素はなんでしょう?
それは住宅の快適性、経済性などに住むうえで大きく関係してくる住宅の「断熱性・気密性」だと考えます。
断熱・気密性の低い家で発生しやすい窓の不快な結露
窓の結露は過剰になった部屋の湿度の他に、断熱性の低い窓に温められた部屋の空気がぶつかり冷やされて発生します。
窓の結露は家族の健康だけでなく、家の寿命をも縮めてしまいます。
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結露が多く発生している窓
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結露が抑えられている窓
省エネルギー住宅や、ゼロエネルギー住宅(ZEH)の登場とともに、住宅の断熱・気密性を測り評価する基準が必要になりました。
それが以下で説明する数値です。
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Q値(熱損失係数)
どれだけ外皮(住宅の屋根・壁・窓・床)から熱が逃げやすいかを計算した値です。低いほうが優れています。Q値は、外皮の熱損失を床面積で計算するため、床面積の大きな家が有利になってしまいます。よってこの値は新しい「UA値」に置き換わりました。 -
UA値(外皮平均熱貫流率)
どれだけ外皮(住宅の屋根・壁・窓・床)から熱が逃げやすいかを計算した値です。低いほうが優れています。2013年基準 0.87以下 ZEH基準 0.6以下 弊社モデル 0.38以下 * *:弊社「超ZEH」モデルで計算※ 規準はⅤ地域(千葉県)で計算 -
C値(すき間相当面積)
室内の空気が流失したり、外気が入りこんだりする隙間の広さを計算した値です。小さいほうが優れています。一般住宅 5 弊社モデル 0.1~0.5 * *:弊社「超ZEH」モデルで計算※ 規準はⅤ地域(千葉県)で計算
これからの家づくりは、快適な家にするために断熱・気密性能「UA値」「C値」を気にしていきましょう。
テクノストラクチャーの家は本物の高気密高断熱住宅です。
モデルハウスではなく、実際のお客様の家 一棟一棟で外皮性能計算(UA値)、気密測定検査による隙間相当面積(C値)を証明書として発行します。
きちんとした数値による裏付けのある高気密高断熱住宅なので断熱性能等級最高等級に対応しています。
家庭で消費するエネルギーの約1/4は冷暖房です。
家庭のエネルギー消費の約25%が冷暖房によるものです。 家庭でのエネルギー消費量を抑えるには、冷暖房費を減らすことが必要です。
これからは、家も“燃費”を考えることが大切。
まずは断熱性能が高い家づくりを考えることが重要です。
知っていましたか? 窓からの熱の出入りが一番多いこと。
家は冬の寒い外気にさらされると、室内の温 かい熱が外部に逃げていきます。 また、夏に は熱い日射しや外気の熱が室内に侵入してきます。 このとき、逃げてしまう温かさや侵入する熱さは、躯体の中でも窓からの出入りがもっとも大きな割合を占めています。
断熱性能を高めるには、樹脂窓がおすすめです
樹脂窓とは、窓のフレームが樹脂製でできている窓のことです。 断熱/遮熱/気密性に非常にすぐれています。
樹脂窓で、ここまで数値は変わります。
いいえ、外皮の断熱性能は、 全体をバランスよく高めることが大切です。
ZEH算定例(6地域/東京の場合)
壁の断熱材の厚みを増やすことだけで断熱性能を高めると、壁と窓の断熱性能の差が大きくなり、室内温熱環境に温度差ができ、窓辺から不決な冷気が流れてくるコールドドラフトが発生することがあります。 壁より断熱性能が低い窓の断熱性能を高めることで、断熱性能のバランスが良くなり、快適性が高まります。
[ H25基準の場合 ~ 外皮基準 UA値=0.87 ]
[ ZEH基準の場合 ~ 外皮基準 UA値=0.60 ]
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壁と窓の断熱性能差は、ますます拡大。窓辺だけが温度が低く温度のムラができ、コールドドラフトで窓辺がヒンヤリ。
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壁と窓の断熱性能差が小さくなり、窓辺のヒンヤリ感が解消されます。
UA値とは、住宅から逃げていくエネルギー。成人男性の消費力口リーに例えると…。
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UA値とは、外皮平均熱貫流率と言うものです。 これは住宅の断熱性能を表す数値で、小さい程性能が高いことを表しています。 各部位から逃げる熱損失を合計し、外皮表面積で割って求めます。 つまり、どれぐらいのエネルギーが住宅から逃げていくかを表しています。
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平成28年省エネ基準(JA値087)を、力口リに換算すると230kcal/h。 ZEH住宅(JA値0.6)を力口リに換算すると158kcal/hでt成人男性の消費力口リは108kcal/hなので、平成28年省エネ基準では1時間に成人男性約2人分のエネルギが逃げてしまうのに対し、ZEH住宅では約1.5人分に減ります。